エゾウコギのパワー

極寒の大地で越冬するエゾシカの生命力はエゾウコギにあった!

エゾウコギ生命力に富んだエゾウコギのパワーは、野生動物の生命維持にも欠かせない物として、利用されています。

極寒の大地に生息し越冬するエゾシカは、この寒さを乗り越えるための栄養補給として、エゾウコギを食用しています。エゾウコギは大地のエネルギーを吸収する植物であり、その吸収されたエゾウコギを食べることにより、エゾシカは極寒の大地で越冬できるパワーを蓄えていると言われています。

これは、野生動物の持つ「知恵」といっても過言ではなく、自らの生命のために、ごく当たり前の様に食用しています。実際、鹿の角を漢方薬採取のために切り落とす時も、鹿がエゾウコギの新芽を食べる前に切り落とすと、その鹿は死んでしまうそうです。よって、鹿の角を切り落とすときは、鹿がエゾウコギを食用してパワーを蓄えた後に行います。

この様に、野生動物はエゾウコギのパワーを熟知して自らの生命を維持していることから、エゾウコギは凄まじいパワーを持っていることが実証されています。

中飢饉を乗り越えるために用いられたエゾウコギ

エゾウコギ江戸時代には米沢藩の上杉鷹山が、劣悪な環境下でも強く育つエゾウコギを各家庭に植えるアイデアを生み出しました。

これは、天候の不順や天変地異などで農作物の収穫が減り、食糧が不足する飢饉時にも、エゾウコギの新芽や葉を食材とすることで飢饉を乗り越えるためだったと言われています。

実際にエゾウコギを食用したことで、この飢饉を乗り越えることが出来たそうです。日本でも古くから食用されていたエゾウコギは、様々なパワーを秘めていることを実証する出来事でもあります。